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壁にホッチキスで取り付けるフックを3Dプリンタで作成してみた

その他

こんにちは、納戸工房です。

キッチン横の壁面、どうしても「デッドスペース」になりがちですよね。物を置くスペースとして使いたいけれど、あまり大掛かりな工事はしたくない…そんなことを考えているときに、壁にホッチキスで固定できる便利なフックを発見しました(具体的な商品名は避けますが、ホームセンターなどで手に入るものです)。

しかし、「ホッチキスで止める」と言っても、壁に傷をつけずにしっかり固定するには工夫が必要です。また、ただフックを使うだけではなく、私なりのアレンジを加えて、キッチン収納にピッタリなバーを作ることにしました。


必要な材料と準備

まず、下地としてベニヤ板を程よい大きさにカットしました。これを壁面にホッチキスで固定することで、直接壁を傷つけるリスクを軽減できます。さらに、フックではなく塩ビパイプを活用して、S字フックを掛けられるバーを設置することに。

塩ビパイプには、一般的な灰色のVP管もありますが、少し味気ないと感じました。そこで、今回は少し高価ではありますが、見た目が優れているベージュのVE管を選びました。16mm径のVE管(2m)はホームセンターのコーナンで購入しました。

作成した3Dプリント部品

VE管を壁に取り付けるため、3Dプリンタを使って部品を作成しました。この部品には、以下の特徴があります:

  1. VE管を通す穴 VE管がしっかり通るサイズの穴を設計しました。
  2. ホッチキスで固定できる構造 ベニヤ板にホッチキスで取り付けられるように、背面に平らな部分を設けました。

ただし、3Dプリンタの積層方向によっては、部品が割れやすい場合があります。そのため、重い物を吊るすのには注意が必要です。

また、バーの端に装着するエンドキャップも作成しました。これにより、見た目がスッキリするとともに、安全性も向上します。

実際の取り付け作業

  1. ベニヤ板の準備 ベニヤ板を壁のサイズに合わせてカットし、はめ込み。
  2. 3Dプリント部品の取り付け ベニヤ板に作成した部品をホッチキスで固定しました。
  3. VE管の設置 部品にVE管を通し、端にエンドキャップを装着して完成。

耐荷重と注意点

今回作成した部品の耐荷重については正確にはわかりません。3Dプリンタの素材や設計の影響で、重い物を掛けすぎると割れて落ちる可能性があります。そのため、軽いキッチン用品(例えば、お玉やフライ返しなど)を掛ける用途に限定しています。

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まとめ

キッチン横の壁面を活用したいという小さなアイデアから始まり、3Dプリンタを駆使してオリジナルの収納バーを作成しました。ホッチキスで簡単に取り付けられる点と、見た目の工夫で満足のいく結果が得られました。

これからも、3Dプリンタを使ったDIYアイデアをどんどん試していきたいと思います。次回はさらに耐荷重を強化した部品や、他の用途に応じた設計にも挑戦してみる予定です。

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