こんにちは、納戸工房です。
先日、突然見慣れない番号から電話がかかってきました。画面には「+260」と表示されています。調べてみると、ザンビアの国番号だと判明しました。もちろん、ザンビアに知り合いなどいるはずもなく、「これってもしかして…?」と警戒しました。
結果から言うと、この電話はおそらく国際電話詐欺の一種です。最近では、こういった詐欺が増加傾向にあるとのこと。調査してみたところ、主な詐欺手口として以下の2つが挙げられます。
架空料金請求詐欺
これは、犯罪グループが自動音声を使って「未納料金があります」といった内容を伝え、指定された方法で支払いをするよう指示してくる詐欺です。中には、いかにも本物らしい請求書を送ってくるケースもあるようです。
ワン切り詐欺
名前の通り、1回だけ電話をかけてすぐに切り、相手に折り返し電話をさせる手法です。電話をかけ直すと、通常より高額な国際通話料金が発生し、その一部が犯罪グループにキックバックされる仕組みです。
どちらも巧妙な手口ですが、共通しているのは「身に覚えのない番号」を利用していることです。そのため、私たちが取れる最善の対策はシンプルです。
対策:知らない国際電話には出ない、折り返さない
・まず、身に覚えのない番号からの着信は無視するのが賢明です。
・特に、+260(ザンビア)や、+91(インド)、+963(シリア)といった詐欺に利用されやすい国番号には注意が必要です。
・折り返し電話をしてしまうと、その瞬間に料金が発生してしまう可能性があるので絶対に避けましょう。
電話番号はどこから漏れたのか?
問題は、こういった電話がどうして自分にかかってきたのかという点です。正直なところ、原因は分かりません。しかし、考えられる可能性としては以下のようなものが挙げられます:
・ネットサービスへの登録時に電話番号を入力した
・過去に利用したサービスが情報漏洩した
・悪質なアプリが連絡先情報を収集した
いずれにしても、日頃から個人情報の取り扱いには注意する必要があります。たとえば、信頼できるサービス以外には電話番号を登録しない、怪しいアプリをインストールしない、といったことが基本的な対策です。
まとめ
今回の件で改めて感じたのは、「知らない電話番号には出ない」というシンプルなルールが非常に重要だということです。国際電話詐欺の手口はますます巧妙になっていますが、落ち着いて対処すれば被害を防ぐことは可能です。
皆さんも、怪しい電話にはくれぐれもお気をつけください!
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