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格安CNC改造日記

こんにちは、納戸工房です!

今回は、私が愛用している格安CNCについての改造記録をお届けします。このCNCは、低価格ながらも意外と使えるのですが、やはりそのままだといろいろと手を加えたくなります。

CNC本体について

私が使用しているCNCは、Amazonで購入した「3018 pro」というモデルです。

はじめは、「ミニレーザ付き」の同じモデルをAliexpress購入しようとしましたが、知らぬうちに返金され購入できず、ショップもなくなっていました。なので、Amazonで同モデルを10000円のクーポン付で購入しました。
また、当時はなかった「3018-PROVer2」という上位モデルも現在は販売されているようです。

平面出しの問題

最初のうちは、特に平面出しをせずにそのまま使っていました。しかし、加工した作品を見ると、どうも端と端で高さに差があるように感じました。これは台座の平面が出ていない可能性が高いと思い、対策を考えることに。

100円ショップでMDF材を購入

手軽に試せる材料として、100円ショップで売っていたMDF材を購入しました。このMDF材をCNCの台座に貼り付け、全面を削って平面を出してみることに。

左右の高さの差を確認

早速CNCを動かしてMDF材を全面削ってみたところ、左側が数ミリ低いことが判明!これで台座の平面が取れていないことが確定しました。ただ、この削ったMDF材をそのまま使えば、平面が出ている状態になります。これで一安心。

精度を追求しすぎない

さらに精度を上げるなら、ドリル自体が傾いていないかを確認する必要があります。専用のゲージなどを使えば調整できますが、今回はそこまで高い精度は必要ないので、とりあえずこの状態で進めることにしました。

自作probeの設置

次に行ったのはprobeの自作と設置です。これにより、作業前に原点出しが簡単になり、加工精度も向上しました。画像も載せておきますので、自作される方の参考になれば幸いです。

ミニベンチクランプの取付

平面出ししたMDF材にミニベンチクランプを取り付けました。まず、クランプを固定するための穴を開け、傾きが出ないように慎重にねじで取り付けました。これで小さな部品の固定が格段に楽になり、作業の幅が広がります。

サイクロン集塵機の取付

次に、木くずを効率よく吸い取るためのノズルを設置しました。これにより、作業中の粉塵が減り、作業環境が大幅に改善されました。サイクロン集塵機との接続もスムーズに行えるよう工夫しています。

緊急停止ボタンを設置

最後に導入したのが緊急停止ボタンです。これも画像を用意しました。緊急時に一瞬で動作を止められる安心感が大きいです。このボタン、設置してみると意外と大きくて迫力があります。

まとめ

今回の改造で、CNCの使い勝手がぐっと良くなりました。特に台座の平面出しと緊急停止ボタンの設置は、安心感と実用性の両方を向上させてくれます。次はドリルの傾きをもう少し詰めるか、他の改造に挑戦しようかと考えています。

皆さんもぜひ、自分の機械に手を加えてみてください。少しの工夫で、使い勝手が格段にアップしますよ!

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