2025年7月、アクセス数が倍増!要因はGoogleのコアアップデート?


2025年7月に入り、当ブログ(納戸工房)の検索流入が突如として大きく伸びました。具体的には、
- 2025年6月16日~30日の検索パフォーマンス
クリック数 表示回数 クリック率 平均掲載順位 56回 979回 5.7% 25.5位
- 2025年7月1日〜15日の検索パフォーマンス
クリック数 表示回数 クリック率 平均掲載順位 172回 2,718回 6.3% 20.2位
というように、表示回数・クリック数ともに3倍ペースで伸びています。CTR(クリック率)も5.7%から6.3%へと向上し、検索順位が一気に5位以上改善された形です。
では、このアクセス急増はなぜ起きたのか?その背景を分析してみます。
背景にあるのは「2025年6月のGoogleコアアップデート」
実は、2025年6月30日からGoogleは大規模なコアアップデートを実施していました(参考:Google Search Central、Google検索ステータス)。このアップデートは7月17日まで段階的に展開され、多くのWebサイトの検索順位に変動をもたらしました。
今回のアップデートの特徴は以下の通りです:
- MUVERA(Multi-Vector Retrieval Algorithm):文脈を多角的に評価し、検索意図により近いページを上位に表示。
- E-E-A-Tの強化:経験・専門性・権威性・信頼性がより強く評価される。
- ユーザー行動の評価:CTRや滞在時間など、ユーザーが満足しているかの行動指標がより重視されるように。
これらの傾向を見ると、当ブログのように:
- 実験・測定・構築手順など実体験に基づいたコンテンツ
- 技術的に構造の整った記事(手順、図、コード)
- 一部ニッチで競合が少ないジャンル(例:WSL2やFreeCADの活用など)
が評価されたと考えられます。
実際にアクセスが伸びた記事の傾向
7月から急に順位が上がったページの多くは、以下のような特徴を持っていました:
- 検索意図にピンポイントで応えているタイトル・導入文
- ステップバイステップの手順解説
- コード例、コマンド例、図解など再現性のある構成
- 自分の試行錯誤や結果、注意点が含まれている
これらはまさに、今回のアップデートで評価対象となる要素と一致しています。
今後の記事作成で気をつけるべきポイント
今回の成功を再現するため、今後の記事では以下の点を意識したいところです:
検索意図を具体的に想定する
- 読者は「何に困って検索してくるのか」を最初に明確にする。
- 検索語をそのままタイトルや見出しに盛り込むのも有効。
実体験・試行錯誤を含める
- 単なる解説ではなく、自分が実際にどうやって成功・失敗したかを書く。
- この「体験情報」がE-E-A-Tに直結する。
構造を整える(再現性のある記事に)
- 見出し(h2, h3)や箇条書きを効果的に使い、読みやすく。
- コマンド、コード、画像、参考リンクも忘れずに。
リライトの活用
- 順位11〜30位の記事はチャンス大。内容を整理・強化して上位を狙う。
おわりに
2025年7月のアクセス倍増は、明らかにGoogleの検索アルゴリズムが「よりよいコンテンツを見つけやすくなった」結果です。運営側としては、偶然の成果ではなく、今後も継続して評価されるコンテンツを提供していくことで、安定した流入を目指していけます。