【イヤホン修理】珍しいカフス型イヤホンの電池を自分で交換してみた【LiPo 400909】

カフス型イヤホンの分解

今回は、ちょっと変わった形のカフス型イヤホンを修理した話をご紹介します。市販のワイヤレスイヤホンがどれも耳に合わなかった私にとって、この珍しい形のイヤホンはとても重宝していました。
カフス型イヤホン

しかし、最近になって右側のイヤホンだけが使用開始から30秒ほどでバッテリー切れの警告を出すように……。使い方や充電方法は特に変えていなかったので、いよいよバッテリーの寿命が来たようです。


目次

分解してみると、LiPoバッテリーが見つかった

イヤホン本体は、慎重に分解してみると内部に小さなリチウムポリマー(LiPo)バッテリーが入っているのが確認できました。
カフス型イヤホンの分解

刻印には「400909」というサイズ表記。このサイズのバッテリー、ちょっと特殊ではありますが、AliExpressで検索したら1個500円もしない価格で売られていました。
Lipoバッテリー400909


自力でバッテリー交換!注意点は「熱」

注文したバッテリーが届いたので、さっそく交換作業に入りました。

バッテリーは基板にはんだ付けされているタイプ。LiPoバッテリーは熱に弱く、加熱しすぎると膨張や発火のリスクもあるため、温度管理に気をつけながら慎重にはんだ作業を行います。


無事交換完了!30秒警告が消えた

交換後、元通りに組み直して電源を入れてみたところ……

あの30秒で出ていたバッテリー切れの警告が完全になくなりました!

使用時間も左右同じくらいに戻り、元通り快適に使えるように。バッテリー交換の効果はバッチリでした。


元のバッテリーはちょっと膨らんでた?

取り外したバッテリーを改めて見ると、心なしか表面がふっくらしていたような……。明らかな膨張というほどではありませんが、長期間の使用による劣化があったことは間違いなさそうです。


まとめ:愛用イヤホンを長く使うために

市販品ではなかなか代替が効かないこのカフス型イヤホン。買い替えるとなると手に入らない可能性もありましたが、バッテリー交換で無事延命に成功しました。

同じようにイヤホンのバッテリー劣化で悩んでいる方は、バッテリーのサイズや構造を確認してみると、意外と自力で修理できるかもしれません


以上、今回は珍しい形のイヤホンを自力で修理した体験記でした。

DIY&修理

Posted by 納戸 工房