WordPressプラグインConverter for Media のインストールと設定(Cloudflare 連携)

WordpressプラグインConverter for Media のインストールと設定(Cloudflare 連携)

WordPress のメディアファイルを WebP や AVIF に変換してサイトのパフォーマンスを向上させるプラグイン「Converter for Media」を導入し、Cloudflare と連携させる方法を紹介します。本記事では、Cloudflare API を活用し、CDN キャッシュを適切に管理する設定について詳しく解説します。

目次

Converter for Media の概要

Converter for Media は、WordPress の画像を軽量なフォーマット(WebP や AVIF)に変換することで、ページの読み込み速度を向上させるプラグインです。

メリット

  • 画像の軽量化によるサイト高速化
  • 自動変換機能で手間を削減
  • WebP / AVIF 変換対応
  • Cloudflare との連携でキャッシュを管理

プラグインのインストール

  1. WordPress の管理画面にログイン
  2. 「プラグイン」→「新規追加」
  3. 「Converter for Media」を検索
  4. 「今すぐインストール」→「有効化」

Cloudflare API の作成手順

Converter for Media では、Cloudflare API を使用してキャッシュを制御できます。以下の手順で API トークンを作成します。

API トークンの作成

  1. Cloudflare ダッシュボード にログイン
  2. 対象ドメインを選択>右下の「APIトークンを取得」を選択
    ゾーンIDはConverter for Mediaプラグインの設定に必要になる
    APIトークンを取得
  3. トークンを作成するを選択
  4. ユーザAPIトークンでwordpressテンプレートを選択
    ユーザAPIトークンのテンプレート選択
  5.  トークン名をわかりやすい名前に変更しトークンを作成する
    ユーザAPIトークンの生成
  6. トークンを作成し、表示されたAPIキーをコピー
    ユーザAPIトークン
    ※APIキーを忘れた場合は作り直しなので注意

Converter for Media の設定(Cloudflare 連携)

  1. WordPress の「設定」→「Converter for Media」
  2. 「CDN設定」タブを開く
  3. Cloudflare Zone IDにCloudflareのトークン取得ページにあったゾーンIDと
    Cloudflare API トークンに、先ほど作成した API トークンを入力
    Converter for MediaにCloudflare API Tokenの設定
  4. 設定を保存

ウェブサーバの設定

Rewriteが動作しない場合は、webサーバの設定を実施する

OpenLiteSpeedでは、Converter for Mediaプラグインの設定後、再起動が必要
他のウェブサーバはここを確認

5. 動作確認と最適化

変換の実行

  • 設定後、一般設定タブの下部の画像の一括最適化を実施し、メディアライブラリ内の画像が WebP/AVIF に変換されているか確認
  • ページの読み込み速度を Google PageSpeed Insights や GTmetrix で測定

Cloudflare キャッシュの確認

  • Cloudflare ダッシュボードでキャッシュ状況を確認
  • 変更が反映されているかブラウザの開発者ツールでチェック

6. トラブルシューティング

  • 画像が変換されない: 画像フォーマットの設定を見直し
  • キャッシュがクリアされない: Cloudflare API トークンの権限を再確認
  • 表示崩れ: 画像 URL が変更されている可能性があるため、CDN 設定をチェック

まとめ

Converter for Media を Cloudflare と連携させることで、画像の最適化とキャッシュ管理を自動化し、WordPress サイトのパフォーマンスを向上させることができます。Cloudflare API の設定を適切に行い、快適なサイト運営を目指しましょう!

2025-04-30サーバ&テクノロジ

Posted by 納戸 工房